ゼロから作り出す起業家精神

誰にも見えない問題を見出し解決する

現状に甘んぜず、言葉にできない「なぜ?」への
パッションを大事にします。
同じ価値観を持つ医療者内にとどまらず、
異なる価値観の集団の方とともに課題を見出します。
目的達成のための建設的提案を出さない批評家には
なりません。そして遊び心を忘れません。

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組織を超えていく行動力

やりたい人で終わるか、やる人で始めるか

「やってみたい」は「やらない」のと同じです。
まずは変化・失敗に怯えず行動します。
言い訳よりできる方法を探します。許可を得るより、
謝る方がずっと簡単です。
ただし、ビジネス視点を持ち、マーケット・開発戦略を
練り、ゴール設定・手段のリサーチをしていきます。
患者さん・家族、医療者、社会全体の
「三方よし」を目指した課題解決方法を模索します。

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患者さんに寄り添った
データサイエンス医療

道具としてのデータサイエンス/AIから脱却

データや統計資料のみを見るのではなく、
徹底して現場に出向いて確かめ、
データを基に、何のアクションを起こすべきかという
答えを見つけ出します。
相手の痛みに心を寄せる想像力を大切にし、
患者さんに寄り添ってデータサイエンスを活用し、
共感できる価値を創造します。求められているのは
バランス型人間であり、
データサイエンス・医療の知識と心を持つ
人材を教育します。

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多様な立場の人たちと対話しながら、
新しい価値を「共」に「創」り上げていく。

本センターでは、起業家精神を持った医療人、
デザイン思考に基づく医療機器開発を行う
素養を持った人材など、
社会の課題解決に挑戦する人材を育成します。

次世代創造医工情報教育センター
〈Nx-CEC〉エヌセックとは

アントレプレナーシップ教育、データサイエンス教育を通して、医療のDXを推進し、
地域のwell-beingや医工連携を
推進するとともに、医療分野における
新たな価値を創造し、
地域と共創して持続可能で強靭な健幸社会の創生への貢献を目指していきます。

Department.01 アントレプレナーシップ部門

様々な社会課題に対して
医療の視点から解決に挑戦し、
新たな価値を創造する

アントレプレナーシップとは、日本語では「起業家精神」と訳されます。起業家精神を有する医師・看護師等を育成するだけでなく、医療における新たな価値を創造し、広く人類の福祉と健康に貢献できる多様な医療系人材の育成・輩出を行います。また、学生発ベンチャーや大学/病院発ベンチャーの実現促進、Well-beingに資する機器やアプリケーション等の研究・開発を進め、社会ニーズも踏まえた地方創生への貢献にも繋がる先進的な取り組みを実施します。

取組の実施例
  • アントレプレナーシップ関係授業の実施
  • 医療技術・機器開発企業への
    インターンシップ
  • ピッチコンテストの開催

Department.02 データサイエンス部門

数理・データサイエンス・
AIのスキルを養成する

社会に溢れている膨大なデータから、AIなどを用いて高度なデータ処理・分析を行い、新しい価値や提案を発見するデータサイエンスのスキルを身につけることは、医療のみならずすべての業種で必須となっています。また、AIはICT分野や教育などにとどまらず医療分野への導入も積極的に行われ、患者のカルテを解析しデータを収集したり、検査データから特定の疾患や患者の状態を読み解いたりする実証実験も進められています。

取組の実施例
  • 文部科学省が認定するMDASH-Literacyに
    沿った
    教育プログラムの企画・開発・実施
  • AIを活用した教育・研究・医療の推進

Case 活動紹介

  1. 01

    教育と地域貢献
    医科大学生に対してアントレプレナーシップ・データサイエンス教育を行い、地域から世界に貢献できる「おもしろ頭」を持ち、かつ最先端の技術を習得できる学生を授業・実習を通じて育てています。また各種ワークショップを開いて、地域へノウハウ還元を行っています。
  2. 02

    他大学との連携
    他大学との共同研究開発に取り組んでいます。診療現場で活用できるアプリ等を作製し、検査や治療時の負担軽減を目指しています。また、デザイン等に関する情報交換を通し、新しい価値を創造することで医療分野への応用を目指しています。
  3. 03

    企業との共同開発
    企業とコラボし、医療用ローバー・ドローンと人間との協働を目指しています。また、医療介護現場における小さなものから大きなものまで、各種物品を共同開発しています。

Staff スタッフ紹介

中村和正

地域の行政、企業、教育機関等と共創し 医療のデジタルトランスフォーメーションを推進します 地域の行政、企業、 教育機関等と共創し 医療のデジタルトランス フォーメーションを 推進します

次世代創造医工情報教育センター(Nx-CEC)は、文部科学省、内閣府からのご支援をいただき令和4年4月に発足いたしました。Nx-CECは全国の医学部・医科大学ではめずらしく、「アントレプレナーシップ部門」と「データサイエンス部門」を持ち、地域の行政、企業、教育機関等と共創しながら、起業家精神、デザイン思考の素養を持って、社会の課題解決に挑戦する人材を育成してまいります。また、教職員や学部学生・大学院生などの斬新なアイデアを基にした大学発ベンチャーの創出や、新しい価値を持つモノ・サービスの開発を実現し、医療のデジタルトランスフォーメーションを推進してまいります。「楽しく」「わくわくしながら」「役に立つことを目指して」活動していきたいと思っています。

センター長
副学長(共創・イノベーション担当)教授

中村 和正/Katsumasa Nakamura

齊藤 岳児

アナログの創造性とデータサイエンスの洞察力を融合させ 社会課題の解決方法を探っています 一緒にコト・モノをアウトプットしましょう アナログの創造性と データサイエンスの 洞察力を融合させ社会 課題の解決方法を 探っています 一緒にコト・モノを アウトプットしましょう

医療の分野は、不便なシステムや物品特性に対して必要以上に我慢してしまい、ニーズが顕在化しにくい環境となっています。そのニーズを解決しようとした時も、医療という同じ建屋で同じ成功体験を持った集団で行動しているので、同質思考の延長線上に答えを求めようとしてしまいます。我々は、積極的に他分野の方々とも協働し、アントレプレナーシップというメンタリティーを教育し、データサイエンスという道具の使用法を教育し、社会課題の解決方法を探っていきます。さらに我々自身も積極的に実務として社会課題を解決していきます。人は現状を維持しようとする性質があります。是非打破しましょう!

副センター長
准教授

齊藤 岳児/Takeji Saitoh

■アントレプレナーシップ部門

有馬 秀幸
講師
有馬 秀幸/Hideyuki Arima
成瀨 愛子
特任助教
成瀨 愛子/Aiko Naruse

■データサイエンス部門

谷 重喜
特任教授(非常勤)
谷 重喜/Shigeki Tani

■協力教員

リンクウィズ株式会社 
代表取締役 吹野 豪

アイリス株式会社 
取締役副社長CSO 加藤 浩晃

静岡大学 電子工学研究所・情報学部・
大学院光医工学研究科 
副所長・教授 青木 徹

株式会社アトラックラボ
代表取締役 伊豆智幸

学内の協力教員はこちら
https://www.hama-med.ac.jp/about-us/mechanism-fig/ncec/faculty.html